|
アレルギー性結膜炎
|
アレルギー性結膜炎とは、花粉や住まいの中にあるホコリが原因になって起こる目のアレルギーです。
最近では、このハウスダスト(住まいの中にあるホコリ)によるアレルギー患者が急増しています。花粉には季節性がありますが、ハウスダストは1年中室内にあるため、いつ病気になってもおかしくありません。このアレルギーを「通年性アレルギー」と呼び、花粉症と区別しています。
結膜は外からの刺激や異物にさらされやすい組織で、涙などでいつもぬれているため、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすいです。
この症状は環境を変える事で予防します。
1.ダニやカビを減らすこと
特にハウスダストはほこりとして空気中に舞い上がりやすいものですから、まずはほこりを滅らさねばなりません。ダニはあらゆる所に棲息しています。じゅうたん、たたみはもちろんのこと板張りの床にもいます。じゅうたんにはほこり1g中に平均
3,000匹もいるといわれ、たたみにも同じぐらいいます。したがって掃除機によって取り除くということになりますが、その目安は1平方メートルあたり100匹以下です。
2.通気に気をつけること
ダニの繁殖条件は温度は25℃ぐらい、湿度が75%前後といわれ、現代の日本の住居はそれらの条件をぴったり満たすほどダニには好環境になっているのです。したがって、窓をできるだけ開けて風通しを良くし、ときには換気扇を使って室内が乾燥するよう努力してください。最近では冷暖房機がずいぶん普及していますが、そのフィルターにもほこりがたまりダニが繁殖しています。また加湿器の水にはカビが生えやすく、好ましくありません。できれば空気清浄機がよいでしょう。
3.掃除のしかたを工夫すること
ダニやカビはほこりと一緒にいるわけですから、まずほこりをためないようにすることが大切です。ほこりを舞い上げるほうきは好ましくありません。掃除機を使って毎日時間をかけてきれいに掃除をすることです。ダニのエサになる食べ物のカスやフケ、ペットの毛などを減らさねばなりません。また、家具や棚の上なども気をつけてよくしぼったぬれぞうきんで拭くようにしてください。それに、冷暖房機のフィルターを水洗いすること、たたみの日干しを最低年2回はすることなどが大切です。
4.寝具の手入れをまめにすること
ふとん、毛布はダニの絶好の住み家です。まめに干してください。干し終ったあとでよくはたき、ほこりをできるだけ除くことが大切です。
この病気を予防するためには直接の原因であるホコリを取り除かなければなりません。そのためには、眼をどうにかするのではなくまわりの環境を改善する必要があります。現在症状が出ている方はまずご自宅の掃除からはじめてみましょう。その上で医師との相談のもと、適切な治療と点眼薬を頂いて下さい。
|
アレルギー性結膜炎の治療を行っている医院を検索できます。
現在「いい予防医療」では『眼の健康相談』を推進しています。
|
|